味と匂いと景色

学生を卒業し始めて社会人となった12年前

昼にほぼ毎日食べていた弁当(400円)

 

今もその弁当を販売するお店(スーパー)があった

 

当時いつも休憩の12時から13時までの約1時間
鴨川のベンチに座って真夏でも外で食べた

慣れてきた頃には
10分ぐらいで弁当を食べて
持参したスパイクとボールを
取り出し、1人で30分ぐらいボールを蹴って
また仕事に戻った

 

先日、同じ鴨川のそこで弁当を食べた

味、匂い、景色が
昔の記憶を一気に蘇らせる

お金が無かった事、いつも何かもがいてた事 

当時を思い出し 気持ちが”ぐっと”なった

 

23歳、その時の自分が”今の私”
を見てなんて言うだろう

当時、今も変わらないかもしれないけれど
”思いばかり”気合だけはあったから
何か批判をするだろうな(笑)

 

でも逆に今、
23歳の私に 何か言えるなら

「そんなに、あせらなくてもいい」と言ってやりたい。

 

 

過去は変えられないけれど未来は(創れる)変えられる

弁当一つで考える事でもないけど、

当時の自分に負けない様、さらに気合を入れなおした!

 

久しぶりに食べた弁当は味が濃いくて、思いが深い、深い味だった。